為替介入研究所FX INTERVENTION RESEARCH INSTITUTE — FXIR.JP
EVIDENCE OVER AUTHORITY

為替介入研究所

Don't trust, verify.

信用するな、検証せよ。

通貨当局による為替介入の発動条件、執行条件、効果および持続性を、公的一次資料と原観測市場データのみに基づいて研究する。本研究所の結論を信用する必要はない。同じ証拠から、同じ結論を追試できる。

$ curl -sO https://fxir.jp/docs/kaisoku_v1.0.md $ sha256sum kaisoku_v1.0.md a56916436249830dc5e866d656e2528a28b49d77927e54ce2c09c626e03ba597 ✓ 会則正本

本研究所を律する会則そのものが検証対象である。正本はMarkdownファイルであり、上のハッシュで改ざんの有無を誰でも確認できる。

PRINCIPLES — 会則第4条

基本理念

Evidence over Authority.
権威より証拠を。いかなる主体の主張も、その主体の権威を理由として真実とは認定しない。
Verification over Trust.
信用より検証を。第三者が同じデータと同じ方法から同じ結果を再生成できることを研究標準とする。
Correction over Reputation.
面子より訂正を。撤回は研究上の失敗ではない。誤りを認識しながら訂正しないことを失敗とする。

これらは一文に集約される — Don't trust, verify. この原則は、本研究所自身の研究成果に対しても適用される。

EVIDENCE STATES — 会則第10条

証拠階層

本研究所のすべての情報は、少なくとも次の4状態に区分して表示される。ESTIMATEをFACTとして表示することは会則により禁止されている(第11条)。

FACT / CONFIRMED

一次資料または原観測データにより確認済み。

ESTIMATE

確定資料公表前の推計値その他、計算によって推定したもの。

HYPOTHESIS

観測事実を説明するために提出された仮説。反証条件を伴う。

UNVERIFIED

確認に必要な証拠が存在しない、取得できない、または未公表。

RESEARCH

最新研究

WP-001 · 2026-08-08 · 公開

為替介入の反応関数は二層構造をとる

発動条件と執行条件の分離、および効果半減期による評価

2022年以降の円買い介入6エピソード(n=6)について、介入効果を「効果の半減期」で測定した。半減期は1日から431日まで分布し、投入額との明確な関係は見出せない。「+αが来れば持続する」という単純な仮説はE5により棄却され、区別しているのは+αが効果の生存期間内に到達したか否かである。すべて記述的観察であり、統計的推論ではない。

エピソード別 効果半減期(営業日・対数目盛)— WP-001 §3.2
E1
1日
E2
5日
E3
15日
E4
431日
E5
5日
E6
未回復(打切)
E6の観測期間は4営業日で右打ち切り。介入額は報道推計 ESTIMATE(2026-08-28の財務省月次公表で確定予定)。
PRIMARY SOURCES — 会則第8条

依拠する一次資料

証券会社・投資銀行・アナリストのレポートは、研究上の最終証拠として使用しない(第9条)。

財務省 — 外国為替平衡操作の実施状況 日本銀行 — 政策決定会合・当座預金増減要因 FRB — 統計リリース H.4.1 NY連銀 — 四半期為替操作報告 CFTC — Commitments of Traders OANDA — 原観測価格データ(分足〜日足)
FAQ

よくある質問

為替介入はいつ実施されるのか

価格水準では説明できない。157円台で実施した当局が158.5円で見送った観測がある。本研究所は「撃つか否か(発動)」と「いつ撃つか(執行)」を別の反応関数として扱う二層仮説を検証している HYPOTHESISWP-001

為替介入の効果はどれくらい続くのか

効果の半減期は1営業日から431営業日まで分布し、投入額では説明できない。5.53兆円が431営業日、11.73兆円が5営業日という観測がある FACT(n=6の記述的観察)— WP-001 §3.2

「介入確定」の速報は信じてよいか

財務省の公表前に確定と断定することは、本研究所では会則で禁止されている(第36条)。公的確認前は SUSPECTED 表示に留める — 会則

本研究所の究極的成功は、
本研究所が必要とされなくなることである。

We study intervention so that one day, intervention no longer needs to be studied.